2011-07-01から1ヶ月間の記事一覧
昨日、ガレージ・ハウス・クゲヌマに初訪問。 敷居が高いところなのかなぁ、と勝手に思っていたのだが、電話したらオーナーT氏の御丁寧な対応に恐縮してしまった。 駅まで迎えに来て頂いて、歩いてすぐの着いた場所は、子どもの頃に憧れた秘密基地の雰囲気…
偉大なる非凡なエンジン、FORD-COSWORTH DFV。これを搭載していない可哀そうなライバルの奮闘を横目に、彼らは空力の追及や新しいシャシーの設計に集中することができた。 1967 BRABHAM-REPCO BT24 V8気筒 SOHC 280ps/7800rpm
1965 LOTUS-FORD 38 V8気筒 DOHC 4Valve 4195cc 495ps/8400rpm
1961年、Jack Brabham がアンダー・パワーでも善戦したのに、アメリカ合衆国の恐竜たちはミドシップのデザインに反発した。Jim Clark がインディーで勝利するまで。 1961 COOPER-CLIMAX T54‘THE KIMBERLY SPECIAL’ 直列4気筒 DOHC 2Valve 2750cc 270ps/6750…
インディー500とは、バンクのついた1周4㎞のトラックをただ猛烈にぶっ飛ばすだけのレースで、そこではハンドリング特性とか、バランスのとれたブレーキ性能とか、最高出力だけでなく加速性に優れたパワーバンドの広いエンジン特性というF1では不可欠…
今年は Indianapolis 500 が始まって100周年という記念すべき年にあたる。グッドウッドでは特別展示となり、遥々北米大陸から多数のマシンがやってきた。 アメリカの自動車レースと言うのは大雑把で単純、“WHITE TRASH”の娯楽というイメージが拭いきれず…
1965年5月に発行された雑誌「模型と工作 モデルカー・レーシング ハンドブック」。日本モデルカーレーシング連盟編とある。 巻頭に「モデルカー・レーシングのはじまり」日本モデルカー・レーシング連盟会長 土方健一氏による記事があるが、それに次のよう…
どちらも SCALEXTRIC のGT40(奥はMk2)。手前が1966年、奥が2005年製。
今日は珍車を紹介。結構好きだったりして。 1967 COSTIN-COSWORTH PROTOS 一見、カウルを外した、何の変哲もない普通のF2マシンなのだが……。
1960年代のF1グランプリは、55年ル・マンでの悲劇によりメルセデス-ベンツがレースから撤退し、事実上フェラーリ以外は、Cooper,Lotus,BRM といった英国の小さなチームが主役となっていった。 「能力と経験に優れた、かつレースに限りない情熱をもった…
1957 LOTUS-CLIMAX 12 直列4気筒 SOHC 1475cc 142ps/7200rpm
1951 ALFA ROMEO TIPO 159 "ALFETTA" 直列8気筒 DOHC 1479cc スーパーチャージャー 425ps/9000rpm
1935 AUSTIN SEVEN TWIN CAM
1930 BUGATTI TYPE 45 U型16気筒 SOHC 3Valve 3801cc ツイン・スーパーチャージャー 250ps/5000rpm よりパワーも求めたブガッティは、同社の35Cグランプリエンジンを並列にしてギアでジョイントするという驚愕エンジンを搭載。しかし戦績は芳しくなく、1…
先週の木曜日はINAXギャラリーの展示会へ。 あまりにも精密で細かい作業の数々を観て、自分の老眼をあらためて自覚(苦笑)。
初期の自動車というものは、馬車よりは多少マシという代物であった。それを先人たちが自動車レースによって技術開発を行い、改良していったのだ。この当時の技術のいくつかは、今日もなお採用されているものが多々ある。 エンジンの技術に関して言えば、出力…
カルチェの続き、今回のテーマは“Fifties Finesse - Radical Car Couture”。50年代に於いて革新的な装いを身に纏ったスポーツカーたち。 1953 Siata 400F Siata(Societa Italiana Auto Trasformazioni Accessori)は1920年代の創業で、フィアットのチューニン…
先週末、土曜日の亀有は、グッドウッドで購入した“SCALEXTRIC”お宝のひとつ(もう一個は後日)を披露。手前の青い Ferrari 250GT。1965年のモノ。箱なしで、£65。
いろんな意味で比較にならない貴重なジャガーEタイプがゾロゾロ。 1974 Jaguar E-type Series 3 V12 Roadster Commemorative Eタイプの最終型、最後のロードスター50台はブラックの塗装とシナモン色の内装のスペシャルが制作された。この個体は、その中…
1939 Tatra T87 かつてチェコスロバキア共和国という国があった。長らくオーストリア・ハンガリー二重帝国に支配されていたが、1918年の同帝国崩壊後に初代大統領トマシュ・マサク大統領の独立宣言によって新たな一歩を踏み出した新興国家だった。それまで他…
Goodwood 2011 Festival of Speed 、the Cartier Style et Luxe Concours の続き。 今回は戦前の流線型スペシャル。まだ空気抵抗理論が確立されていなかった時代の先駆者による試行錯誤は、滑稽なモノもあるが、アールデコ調の優雅な時代を感じさせるものも…
フィアット500を買ったおかげで、在日イタリア大使館に行けることとなった。 「500 by Gucci」の発表記念パーティーがイタリア大使館で行われたのだ。
the Cartier Style et Luxe Concours のカテゴリー A Door to the Future の最後に登場したのが ALFA ROMEO Tipo33 Stradale だった。偶然にも芝生に並べるところに遭遇した自分は急いでビデオを回し、かろうじてV8エンジンの咆哮を収めることができた。昨…
Goodwood Festival of Speed 2011 にて行われたカルチェのコンクール・ド・エレガンス。今日の御題は“A Door to the Future”。 1966 Vauxhall XVR 1966年のジュネーブ・ショーにて発表された、とても地味なボクゾールとは思えないスーパーカー。自社デザイン…
グッドウッドではカルチェの隣に、フィアットが限定車500グッチの展示をしていた。金掛けてますなぁ。
The Cartier 'Style et Luxe' is possibly the most coveted car design competition in the world. It's a concours d'elegance like no other: a celebration of the beautiful, the imaginative and the innovative in automotive design, a tribute to t…
1964 Jaguar E-type Roadster
80年代の我が国に大手商社までが立ち上げたクルマのオークション事業。その後、バブル経済の崩壊とともに急速に終焉、霧散してしまった。 しかし、欧米では、そのような需要があり、有名なオークションが多々ある。中でも創業1793年の老舗“Bonhams”は、毎…
東京駅は不快指数高く、あらためて英国の爽やかな気候を思い出す。日陰に入ると寒いと感じられるほど。ただ紫外線は強烈。それでも彼らは少しでも貴重な日光に当たりたくて、女性も肌をさらしている。胸の谷間を見せるのは当たり前のようだ。そしてチップス(…
とうとうGoodwood Festival of Speed 2011も今日が最終日。本日の来場は10万人を超えたであろう。 楽しかった4日間は、あっと言う間に過ぎて、明日は帰国だ。