1965 SCALEXTRIC Ferrari 250GT



 先週末、土曜日の亀有は、グッドウッドで購入した“SCALEXTRIC”お宝のひとつ(もう一個は後日)を披露。手前の青い Ferrari 250GT。1965年のモノ。箱なしで、£65。

 フロントがリフトしているのが写真でもわかるが、それには理由がある。

固定のブラシガイドはピンになっている。それに段があって、意図的にフロントタイアがコースに接地しないようになっているのだ。前に荷重が移ったときは前方にある2つの黒いゴムクッションがその役割を果たすということらしい。おそらくブラシは新品に交換されている。



 モーターはピットマン・タイプでヘッドライトとテールレンズがムギ球で点灯するようになっている。モーターは接点復活剤で洗浄。以前紹介したポルシェ917kよりも回るようだ。リアタイアは硬化していたので、在庫からサイズの合ったシリコンタイアに交換している。
 46年前のスロットカーが、懐かしいスピードでゆっくり走るのも味わい深いものだ。


カタログにある、もう一台の Aston Martin DB4GT も入手したのだが、レストア中なんでまた後日。



 ロータス30は60年代ストロンベッカーのもの。アメリカ人がリペイントしたものを落札した。フロントタイアが接触しているようで要調整。




こちらは“SCALEXTRIC”新作の MG-B。1964年のモンテカルロ・ラリーでクラス優勝したクルマ。なかなかセンスのある選択。走りは高回転のロング缶モーターなので慎重なコントロールが必要。ヘリテージさんのBabeBeeモーターでデチューンするのが良いだろう。バリエーションも楽しみな1台。