2012-06-01から1ヶ月間の記事一覧

早すぎた自動車雑誌 『スピードライフ』  Automobile magazine "Speed ​​Life"

今年、創業100年を迎えた誠文堂新光社が、1953年3月に発行した自動車雑誌。 1953年と言えば、国産乗用車はあったにはあったのだが、タクシー営業者用といったもので、取り敢えず走りますという代物であった。 未だに10%以下のシェアである輸入車である…

講談社の1年生文庫 『ひこうき』 Part2

「日本の飛行機もく星号」と紹介されているが、日航による運行はノースウェスト航空への委託であり、パイロットはアメリカ人であった。 1952年4月9日、羽田空港を飛び立った「もく星号」はその直後に消息を立ち、翌日、伊豆大島の三原山山腹に墜落しているの…

講談社の1年生文庫 『ひこうき』

ミッドナイトTTDでお披露目された、川上完氏の所蔵品である。幼い頃にご両親に買って頂いたものという。 空飛ぶホテル。Boeing 377 Stratocruiser de Havilland DH.106 Comet世界初のジェット旅客機。設計ミスにより墜落事故も多発している。 Saunders-Ro…

Citroen specialist JAVEL

シトロエンのファンなら知らない人はいないでしょう。JAVELという店名は、シトロエンの最初の工場の所在地、パリのセーヌ川・ジャヴェル河岸から名付けられたと聞いております。 今回、ほぼ20年ぶりの訪問でした。無理言ってCX乗りのOさんに連れて行っ…

French-French-Makuhari

フランス車に乗ってイオン幕張店に集まり、仲間と集う、買い物を楽しむという緩い集まりに参加しました。自分はCXに御乗りのOさんに乗せてもらって会場へ。 http://blogs.yahoo.co.jp/citroen6888/63774828.html

1930 Austin 7

直列4気筒 SV 747cc 10.5hp 3段ギアボックス。WW2以前の英国で一番多く販売された大衆車。名前の7は、当時の英国の馬力課税制度の 7hp相当からきている。 筆者が少年のころ(戦前)、東京の路上でヨーロッパ車を見ることは非常に稀だった。現在では石を…

Functional beauty of jeep exhibition 2012  「ジープの機能美展 2012」 会場駐車場の車両から

M274A4 MECHANICAL MULE

この軍用車両こそ、まさに「ジープの機能美展」に相応しいと言えましょう。 物を運ぶ機能に特化したデザインは、清々しいものです。 1956年から1970年まで生産され、総生産量は11,240台。陸軍、空挺部隊、海兵隊と幅広く使用されました。砲弾や弾薬等の補給…

第1回 AAF 作品展

先週の土曜日にBobさんと行ってきました。 素晴らしい作品ばかりなんで是非お出かけしてみてはいかがでしょう。 25日の月曜日までやってますが、日曜日は休館なんでお間違えなく。 http://www.tellysworks.com/2012aaf_show/index.html

1943 Willys MB

水冷直列6気筒 2199cc SV 4WD 59.7hp/3820rpm 所謂“JEEP”という名称で有名なこのクルマの正式名称は“Truck 1/4t 4X4”米陸軍からの軽量コンパクトな4輪駆動偵察車の要望から開発されました。 American Bantam社が、陸軍の入札条件であった49日でプロトタ…

1943 Kübelwagen

空冷水平対向4気筒 985cc 23hp RR 4段ギアボックス MAX 80km/h今月開催された「ジープの機能美展」に展示された車両です。 タイアに立てかけられているのは、デタッチャブルのサイドウィンドウ。 50歳以上の方なら、誰もが知っているナチス・ドイツの軍用…

ALFA MEETS CITROEN 2012

とかく水と油のようなメイクスに思われそうですが、アルファ・ロメオのオーナーがシトロエンもお持ちだということに気づいた主催者が開催されているイベントです。とくに何をやる、というのはなくて、お互いに好きなクルマを仲介としてワイワイガヤガヤしてい…

Alfa Romeo Giulietta

諏訪のアルフィスタの「なり」さん(御本人はいつかはクラウンと言ってましたが^^)が企画したツーリングに6/2参加しました。 今回のツーリングは、ジュリエッタの後を追走するという至福の時を過ごしました。 スパイダーのオーナー氏とはFB友になりました♪ …

RSCC ROUND 3 Le Mans Race 1965 - 1969

亀有のレース。今回はル・マンです。 15分X4ヒートという耐久で、内、2ヒートが夜のレース。コントロールはクルマのヘッドライトが頼りです。自分は昼間用に Slot.itを、夜間用に Scalextricをチョイス。モーター回転数に制限があったので、Slot.itの方…

ミッドナイト TTD 代官山 TSUTAYA   写真集 「スポーツカー」 から

5/31に行われたCGクラブのTTD(Tea Talk & Drive)というフランクなイベント。CGクラブ員として参加しましたが、感動のひと時がありました。 小林彰太郎さんと極短い時間でしたがお話させていただき、高島鎮雄さんとの共著「スポーツカー」にサイン…

1968 HONDA RA302

空冷120度V8気筒 2987cc DOHC 32valve 430hp/9500rpm 1968年シーズン、ホンダは水冷V12の RA301と並行して、空冷エンジンの RA302を登場させた。空冷エンジンの乗用車を開発市販しようとしていたホンダとしては、水冷エンジンでF1に参加するというのは「…

HONDA RA300 / 301

1967 HONDA RA300 水冷90度V12気筒 2992cc DOHC 48valve 420hp+/11500rpm 軽量化のために監督復帰した中村良夫さんが、契約ドライバーとなった John Surteesを通して Lolaにシャシー製造を委託している。自製にこだわることなく、まさに勝つためのプロの…

1967 HONDA RA273 Part 2

RA273の問題は、エンジン主要運動部の構成思想にあった。ホンダは RA271同様にオール・ローラー・ベアリング形式にこだわったのである。メイン・シャフト受およびコンロッド大端をニードル・ローラー支持とするために、複雑な組立クランク構成をとり、クランク・…

1967 HONDA RA273

90度V12気筒 DOHC 48valve 2992cc 420hp/11500rpm 1965年後半、1.5リッター・フォーミュラーの最終ステージになって、ようやく本格的にコンペティティブとなってきた横置きV12気筒の RA271/272は、その本領を発揮する舞台を失ってしまった。翌年66年から…

1964 HONDA RA271

水冷横置き60度V型12気筒 1495cc DOHC 48valve 220hp/11500rpm ホンダがF1グランプリ目指して設計・開発を始めたのは1963年の春。当初は、エンジンだけを制作して、既製のシャシー・コンストラクターとの提携を考えていたホンダは、最終的に LOTUS…

1938 Lagonda Rapier

徳大寺さんの著書「徳大寺有恒からの伝言」に次の記載がある。 渡辺 本多宗一郎さんの息がかかった人たちが、定年なんかでどんどんいなくなっているという現状がありますよね。いわゆる「オヤジ世代」といいますか。その点に関してはどうお考えでしょうか? …

Unipower GT

Unipower GTは、BMCのワークス・ドライバーであった Andrew Hedgesとパワー・ボートのレーサーだった Tim Powellが主導し、製造を担当したトラック・メーカーの Universal Power Drives社が1966年のロンドン・レーシング・カー・ショーにて発表したもの。70年頃ま…

COOPER - JAP 500

YMRで HASSYさんが持ち込んだ Cooper-Norton。 http://d.hatena.ne.jp/gianni-agnelli/20120417/1334588893そのJAPモーター・サイクル用エンジン搭載型が茂木の走行会で走っていた。 前後に覗くリーフ横置きサスペンションは、戦前のフィアット・トポリーノ…

Salamander

昨日からアップしている記事は、5月にツインリンク茂木で催された、今市のブガティークの主宰者であった阪納さんの追悼走行会から。事務局は元スーパーCG誌編集長の伊東和彦氏です。ホンダ関係者の友人のお誘いで大内画伯と見学しました。 このクルマはサ…

BUCKLER DD2

BUCKLERは Derek Bucklerにより、1947年、英国はバークシャーのレディングにて設立された。62年に会社を売却するまで500台を製造した。 この時代にスペース・フレーム構造を採用、高品質のクルマは完全受注生産でした。顧客の要求に応じて、公道、ラリー、…

The Legend of Tazio Nuvolari Part 9

"1932 Alfa Romeo Tipo B (P3) - caracciola (left), nuvolari (at wheel), campari (right)" Nuvolariは、地元イタリアは勿論、ベルギー、フランス、モナコなど、各国で開催されたグランプリにて優勝を遂げ、世界のトップレーサーにのし上がった。 1932年に…

静岡ホビーショーから 飛行機編

静岡ホビーショーから SF編 Part 2

60年代末、海外のプラモではオーロラ等で怪物が出たり、漫画「ゲゲゲの鬼太郎」のブームでお化けが流行ったりしていました。そんな中、発売された奇っ怪な宇宙人。怖い〜。 また日本のプラモ業界では、独自のSF戦車を発売。数々の怪しい車体が世に送り出…

静岡ホビーショーから SF編

着水したコア・ファイター。 リアルなガンプラ。海中の再現が素晴らしい。 ジオン公国海軍所属重モビルスーツ ZOC。 ジオン公国海軍所属陸戦隊モビルスーツ・ゴック サンダーバード2号。前進翼にリフティング・ボディとなかなか凝った英国ゲテモノ系飛行機の正…

静岡ホビーショーから ミリタリー編 Part4

驚くべき1/6のスケール。これぐらい大きいと迫力がちがいますね。 タミヤの戦車はココから始まりました。大味の素朴なキット。タイガーなんて似ても似つかない酷い出来。 タミヤの新作。昔ならこのようなソフトスキンは無視でしたね。エレファントは待望の…