講談社の1年生文庫 『ひこうき』 Part2







「日本の飛行機もく星号」と紹介されているが、日航による運行はノースウェスト航空への委託であり、パイロットはアメリカ人であった。
1952年4月9日、羽田空港を飛び立った「もく星号」はその直後に消息を立ち、翌日、伊豆大島三原山山腹に墜落しているのが確認された。
当時の航空管制や事故捜査は連合国軍(実質的には在日アメリカ軍)の統制下にあったため、墜落事件の詳細は今もって不明な点が多い。
http://showa.mainichi.jp/news/1952/04/post-67ef.html

そう、この絵本は朝鮮戦争の真っ只中に発行されたもので、未だ日本は米軍統治下にあった時代のものである。そのせいだろうか、やたらに米軍機が多いような気もする。