早すぎた自動車雑誌 『スピードライフ』  Automobile magazine "Speed ​​Life"


 今年、創業100年を迎えた誠文堂新光社が、1953年3月に発行した自動車雑誌
1953年と言えば、国産乗用車はあったにはあったのだが、タクシー営業者用といったもので、取り敢えず走りますという代物であった。
未だに10%以下のシェアである輸入車であるが、当時は役人の公用車や法人需要等、ほとんどが輸入車であった。
http://d.hatena.ne.jp/gianni-agnelli/20101211/1291993301

 大衆がなんとかして乗用車を手に入れる時代は、それから10年以上たった60年代の終わり頃という事になる。
 そんな時代に先駆けた雑誌『スピードライフ』。執筆陣は当時の自動車メーカーの技術者も多数執筆していた。広告のほとんどはバスやトラックばかりというのが時代を表している。









時代に先駆けた自動車雑誌『スピードライフ』、3年ほどで休刊となっている。