2012-04-01から1ヶ月間の記事一覧

A HARD DAY's NIGHT 入間→目黒→五反田 

生憎の雨の中、入間へ。 お晝をご馳走していただき乍ら、ミリタリー物のお寶拜見。 獨逸國防軍の携帶コンロ。小さいけれどズッシリと重く、其の折りたたみ方式も含めて優れものです。 昔の自轉車には前の泥除けにマスコットが誇らしげについてをりました。 …

2012 ABARTH DAYS  1960 FIAT ABARTH 750 Spider / ZAGATO

FIAT ADULT ? ? ?

2012 ABARTH DAYS

1000 TCR Berlina Corsa Fiat Chinkuechento Trofeo 1962 FIAT ABARTH 1000 Monomille

ABARTH DAYS  1955 FIAT Abarth 1100 207-A Spider Corsa / Boano

この綺麗で革新的なデザインは Mario Boanoによるもの。戦前 Pininfarinaに従事し、戦後は Ghiaの共同経営者となるも、1953年に独立しトリノに事務所を構えた。つまり創業直後の傑作というわけである。 ベースは当時の FIATの主力車種であった 1100。 魔法の…

ABARTH DAYS  FIAT ABARTH 124 Spider Rally Stradale 

今囘良かつたのは、FBで知人と成つたSさんにお會ひできた事でした。 1972年、ABARTHを買収した FIATが最初に出したのが WRCで勝つために生み出された FIAT ABARTH 124 Spider Rallyである。これは1000台ほどが生産されたストラダーレ。 アバルトの Mario …

ABARTH DAYS 山田輪盛館が輸入した個体

箱根を出て沼津に向かふ。小1時間ほどで會場に到着。其処に鎭坐してをつた個體。其れが何と60年代にアバルトの輸入販賣も手がけてゐた山田輪盛館(愛称ヤマリン)によつて新車で輸入された貴重な2臺のうちの1臺らしい。 Web上ではモノミッレと記載されて…

LOVECARS! × NAVICARS MEETING@TOYO TIRES ターンパイク

今日は生憎の天氣の中、箱根ターンパイクまで行きました。 5時起牀で6時出發。3時間も寢れなかつたが(普段は深夜2時に就寢)、體に鞭打つて出發。我が家の500も今年初の長距離だ。 此の絶景感は素晴らしい。 ところで、箱根ターンパイク(有料道路とい…

RSCC ROUND 2 NASCAR 1957 - 1966

都内亀有某所にある River Side slot car Club CUPの第2戦は NASCAR 1957 - 1966である。我がチームは#121。タイアはシリコンの INDY GRIPSに履き替え、フロントにはタミヤのミニ4躯のウェイトを搭載。ほぼ60:40の重量配分に。車重はギリギリの1…

Models of 1967 WORLD CAR CATALOGUE Part3

Fiat Dino GT PININFARINA Fiat Dino Coupe Speciale PININFARINA ディーノ・クーペはベルトーネとなったけど、ピニンもデザインしてたんだね。ちと微妙なデザイン。コンペしたのか? Fiat Dino Spider PININFARINA Fiat 124 Sport Spider PININFARINA Peugeo…

Models of 1967 WORLD CAR CATALOGUE Part2

3-seater Ferrari 365 P Berlinetta Special PININFARINA 横3人掛けで運転席は中央となっている。 Alfa Romeo Spider 1600 “Duetto” PININFARINA Ferrari 365 California PININFARINA Ford 20M TS Coupe OSI Ford 20M TSをベースに OSIがクーペにしたもの。…

Models of 1967 WORLD CAR CATALOGUE

またもや神保町で仕入れました Automobile Club of Italyによるクルマ年鑑。今回は1967年。 Fiat 850 Convertible Lusso BERTONE ハードトップがイイ、ホイールがイイ、内装が素晴らしい、文句のないデザイン♪ Mangusta GHIA V8 5412cc 506ps 所謂、COBRA ea…

ホンダ空冷エンジンの悲劇

黒煙に包まれた HONDA RA-302。1968年のフランスGPのことである。 雨に煙るルーアン・サーキットの下りS字ベンドで、Jo Schlesserは帰らぬ人となった。スタートからわずか2ラップ目、コントロールを失った新型空冷F1は、土手に乗り上げて横転し、猛火と…

The 500cc Racing Car

今月のYMRで HASSYさんが持ち込んだ Cooper-Norton。 500ccのバイクのエンジンを搭載した F3カテゴリー。 そもそもは第2次大戦後のことである。 多くのモーター・スポーツをこよなく愛する者たちは、戦後の法外に金がかかるレースに失望していた。有志に…

殺人マシン トヨタ7

トヨタ7を誇らしげに展示しているトヨタの非道に関してはコチラに書いたが、福澤幸雄が事故死した時に乗っていたかもしれないクローズド・ボディの鮮明な写真がこれだ。 TOYOTA 7写真では両脇にも車両があるが、これも屋根付きであるのだろう。少なくとも3…

月島散策

レバカツが旨かつた。 マンションの谷間に埋もれた路地は時間が止まつてをります。キ拔きのキリンビール。 こんなところまで「がんばろう日本」。別に他人に言はなくても好いですよ。勝手に頑張つてください。 フジパンと言へば、自分にとつては大阪萬博の「…

4/8 YMR と 京商の‘D Slot43’

プロ・モデラーの畔蒜さんにお願いしたギャラクシーは、ここまで出来ました。もうすぐ完成です。 これは京商の‘D Slot43’。 Dinoは、レジン製ミニカーのボディを加工して載っけたもの。将来的にミニカー・メーカーと提携してボディを載せ換えできるようにした…

1968 SPORTS CAR'S ALBUM

CHEVROLET ASTRO 1 NYモーターショー出品車。 イタ車のようなデザイン。安全を考慮したそうで、ドライバーズ・シートが恐ろしく奥まった位置に取り付けられている。前が見えない? John Surtees at SUZUKA. DAIHATSU P-5 FIAT 2300S Coupe 好きなクルマだが…

映画 『栄光への 5000キロ』

最近、NHKのBSで放送されたので觀た方も多かつたのではないだらうか。 原作は1966年の同ラリーに於て日産チーム監督としてクラス優勝、チーム優勝を經驗した笠原剛三の「榮光への5000キロ―東アフリカ・サファリ・ラリー優勝記録」。撮影は1969年の第17…

1967年3月19日 全日本 スポーツカーレース船橋大会

NAC(日本オート・クラブ)主催のイベントは、いまは無き船橋サーキットで行われた。前日の土砂降りからレース当日は快晴となり、観客は酒井正のデイトナ・コブラとクラウンのV8を搭載した真田睦明のデル RSBに注目していた。他には3台の LOTUS ELANに、安田…

英国製四輪駆動車墓場訪問

四輪驅動言論界の御意見番、石川さんの墓場車輛置き場を拜見させてもらひました。 輕く50年以上は經つてゐるランド・ローバーなのだが、雨ざらしにも拘らず外板に錆が見受けられない事にお氣づきだらうか。 こちらも50年以上は經つてゐるディフェンダーだ…

Touring Car Race. Sir John Whitmore Part4

At the 24 Hours Race at the Spa-Francorchamps Grand Prix circuit in July of 1964. The Mercedes-Benz 300 SE (W 112 series), of Robert Crevits and Taf Gosselin, takes the chequered flag. 練習中、私のベストラップは MERCEDES-BENZの Böhringerよ…

Touring Car Race. Sir John Whitmore Part3

英国の‘Saloon car race’では、かなりの間 BMC Miniが独占していたが、最近では FORD Anglia Superが活躍している。ヨーロッパでは、2ストローク・エンジンを搭載したクルマを含め、多数の小型乗用車があり、お互いに良い勝負をやっている。 FORDも Cortina …

Touring Car Race. Sir John Whitmore Part2

Ford will show the overwhelming strength, saloon car racing in the UK. Galaxy top, the second Cortina Lotus. ‘Touring Car Race’の FIA国際モータースポーツ競技規則は、‘Formula one’のものよりも頻繁に変更されるが、少なくとも3種類の競合する排…

Touring Car Race. Sir John Whitmore Part1

多芸で、偉大な才能を持つレーシング・ドライバーの見本として Alan Mannが讚えるレーシング・ドライバー Sir John Whitmore(1937〜)。1963年には British Saloon Car Championshipにて BMC Mini Minorを操り優勝、その後 Cortina Lotusを駆使してツーリング・…

Racing management Alan Mann (1936-2012) Part6

LeMans 1966. Ford GT40 MKII Alan Mann Racing. Drivers; Graham Hill and Brian Muir. 試行錯誤しながらクルマを調整する。‘Make and try’を繰り返しながら沢山の要因を注意深く考慮するのだが、ドライバーがサーキットで数ラップ速く走ってピット・インし…

Racing management Alan Mann (1936-2012) Part5

私がこれまで提示したチーム・マネージメントの問題は、参加申し込みや、移動日程、車両準備など明確なものにすぎない。ではドライバーを選択したり扱ったりするような、目に見えない問題を考えてみよう。 ドライバーはチーム・マネージャーにとって身につまさ…

Racing management Alan Mann (1936-2012) Part4

レース当日はスタート前の最後の瞬間まで気が落ち着く暇はない。ドライバーにレース中のポジション、ラップ・タイム、エンジン回転数の限度の指示、ドライバーの奥さんたちをタイム計測係とコーヒー係にまとめ、給油の規則をチェックして合致しているか確かめ…

Racing management Alan Mann (1936-2012) Part3

1964 SPA 24hr ‘Nuerburgring 6h-Saloon Car-Grand Prix’は日曜日に行われるが車検は木曜日の昼12時からなので、トランスポーターは遅くとも水曜日の夜6時までに到着していなければならない。 すべての予定が詰まり、悪いことに、クルマも南フランスの Mont…

Racing management Alan Mann (1936-2012) Part2

Alan Mann was also great team leader for the drivers of the cars he prepared. He is seen here at the 1964 Spa 24hrs, in discussion with a group of his drivers. Left to right:Tony Hegbourne, Henry Taylor, Frank Gardner, Peter Harper in dark…