2010-08-01から1ヶ月間の記事一覧

また大胆に変わるルノー

トゥインゴやアヴァンタイム、絶壁リアハッチの2代目メガーヌなど、革新的なデザインを送り出したパトリック・ルケマン退職後、ルノーデザイン部門のトップとなったのが、元広島マツダのチーフデザイナーなんだそうだ。 その最初の提案がコレ。 電気自動車で…

オイル交換

走行距離19,286㎞/hに達したので、2度目のオイル交換。CGの長期テスト車1.2はオイルの消費が多くて予備のオイル缶を搭載していたというが、我が家の500は指定の1万㎞無交換で問題なし。連日の猛暑で外気温計が36°を示していたが、クーラントの量も問…

男子禁制のランチア!?

イタリアで驚いたのは、日本で想像していた以上にキティーちゃんの人気が高かったことだ。地下鉄駅の売店でも、アウトストラーダのSAでもキティーちゃんグッズは必ず見かけた。ついでにお隣モンテカルロの自動車博物館の記念品売り場でもキティーちゃんは…

大げさですが、某サーキットとの決別宣言w

私事で恐縮なんですが、腹の虫が収まらないのでオトナゲない文句を書かせてもらいます。 不快な内容表現がありますので、興味のない人はスルーしてください。

イタリアの FIAT 500 事情 その2

トリノはフィアット・グループのメガディーラー“Mirafiori Motor Village”(ミラフィオーリ自動車村ってことか? なんだかどこかの国の「アメリカ村」なんての思いだすわなw)の試乗車。 http://www.mirafiorimotorvillage.it/cgi-bin/pbrand.dll/MMV_ITALIA/…

イタリアの FIAT 500 事情

『フィアット500大作戦!!』などと謳っておきながら、ブログ移設後こちらでは一度も500の記事がないのはマズイということで、本国ネタで茶を濁しておく。当然のことなんだけど、イタリア本国では新型500が売れていて、都内でのBMWミニよりも頻繁に見…

Slot.it で24時間

スペイン語がチンプンカンプンなんで詳細はわからないが、TVニュースで報道されるほど、スペインではスロットカーがメジャーなんだなぁ。羨ましい(涙

川崎 タルガ・フローリオ

http://www.adventnet.jp/今日は、ウッドのコースが出来ているだろうと思って逝ったのですが、マダでした…。オーナーは来週には必ず設置しますと自ら工事をやっておりましたよ。店内でいま現在走ることが可能なコースは2つ。 SCXのホームコース。メーカ…

アルファ・ロメオ 100年の栄光と衰退 その16 70年代 Montreal と ALFASUD

さてさて、60年代の夢は足早に通りすぎ、アルファ・ロメオはいまに至る転落を始めるわけです…。 “1967 Montreal”1967年、人類は大量消費の社会が未来永劫と続くものと信じておりました。カナダ・モントリオール万博の自動車展示ブースに「人類の最大の望みが…

アルファ・ロメオ 100年の栄光と衰退 その15 Tipo 33 Stradale

“1967 Tipo 33.2 Stradale” 90°V8気筒 DOHC 1995cc 230ps/8800rpm 最高速260㎞/hレーシング・プロトタイプである“TIPO 33.2”をベースにした、極めて高性能なスポーツカー。“Stradale”とはイタリア語で“道路”という意味で、レーシングカーのロード・バージ…

アルファ・ロメオ 100年の栄光と衰退 その14 Tipo 33 Competizione

“1975 33 TT12”(left)“1977 33 SC12”(right) TT12は73年からワールド・コンストラクターズ・チャンピオンシップに投入されたマシーン。当初トラブルに苦しんだが、75年にようやく本領を発揮、選手権戦で連戦連勝し、67年から打倒ポルシェを目指し…

アルファ・ロメオ 100年の栄光と衰退 その13 1750 と Junior Z

“1968 1750” 直列4気筒 DOHC 1779cc 114ps/5500rpm 最高速180㎞/h実質的には1800とすべきなのだろうが、戦前のアルファの栄光であった“6C 1750”*1のサクセス・ストーリーにちなんで経営陣はその名を名付けた。 外観から解るように、1750はひ…

Wさんのカスタム・ペイント

スロットカーのサーキットに行くと、いろんな人との出会いがある。それがまた楽しみでサーキットに毎週のように行くことになる。Wさんもその1人で、上の写真は彼が製作したクルマだ。既存の1/32完成車も、オリジナルのペイントをすれば世界で1台のクルマと…

アルファ・ロメオ 100年の栄光と衰退 その12 2000・2600 シリーズ

1900の後継車となった2000 Berlina。1900のエンジン、サスペンションなどをそのまま流用して、モノコック・ボディを根本的に新設計して57年のトリノ・ショーに登場させたのが2000。ホイールベースは2720mmに延長され、全巾も1700mmに拡げられたので6人がゆ…

川崎チネチッタ内にスロットカーサーキットOPEN!!

ずーっとアルファ・ロメオ博物館の記事ばかりになってしまっっているが、久々にスロットカーの記事。日本では、あくまでマイナーな趣味でしかないスロットカーの新規サーキットが川崎にオープン!「タルガ・フローリオ」 神奈川県川崎市川崎区小川町4-1 チネ…

アルファ・ロメオ 100年の栄光と衰退 その11 TZ

“1963 TZ1” 直列4気筒 DOHC 1570cc 112ps/6500rpm 最高速210㎞/hジュリア系列中最も高性能なのはTZシリーズである。永らくレーシング・マシーン作りから遠ざかっていたアルファが、レーシング・クーペを得意とするコーチビルダー、ザガートの協力を得て…

アルファ・ロメオ 100年の栄光と衰退 その10 Oh! ジュリア

“1963 Giulia TI Super” 直列4気筒 DOHC 1570cc 114ps/6500rpm 最高速189㎞/h60年代のアルファを牽引していく重要なモデル“Giulia”。残念ながらベルリーナの写真はお尻からのこれ1枚しか撮っていなかった…。おまけにノーマルのジュリア・ベルリーナは1…

アルファ・ロメオ 100年の栄光と衰退 その9  ジュリエッタの時代

ジュリエッタはアルファにとって本格的な大量生産が成功したクルマとなる。ところが“MUSEO”では100周年イベント直後でジュリエッタの展示は遠くから見るしかできなかった。残念なり。

アルファ・ロメオ 100年の栄光と衰退 その8 1900 と ジュリエッタのはざまで

“1900” “1900”ベルリーナは、いまだアルファ・ロメオの名が知られていなかった当時の日本に2台が新車で輸入されている。そのクルマは現在の天皇陛下が運転なさったという逸話のあるクルマだ。 http://fiat500.seesaa.net/article/138021927.html さてその頃…

アルファ・ロメオ 100年の栄光と衰退 その7 廃墟からの復活

戦後アルファ・ロメオの工場は他の枢軸同盟国同様に、連合軍からの空爆により壊滅的な状況となっていた。しかも世界の経済状況は、とても少量生産の高級スポーツ車を受け入れる状態ではなかったのだ。そこで製造されたのがコレ↓ 誇らしげに“ALFA ROMEO”と書…

アルファ・ロメオ 100年の栄光と衰退 その6 【番外編】アルファ製のベンツ・エンジン

第二次大戦中、国営企業アルファ・ロメオは、一時的に自動車の生産をストップ。航空機エンジンや軍用車両の生産をしていたことは「その4」で書いたが、その実態は悲惨なものだった。 1940年、ヒトラーに付き合う格好で第二次大戦に参戦したイタリア。1930年…

アルファ・ロメオ 100年の栄光と衰退 その5 偉大なる戦前派 158/159 Gran Premio

“Museo Alfa Romeo”の展示の中で、間違いなく最高の存在であるのが“Tipo 159 Alfetta*1”だ。 あの偉大なるファンジオによって戦後のグランプリを席巻したマシンを、この目で見ることができた感動は忘れられない。 このクルマのヒストリーは故中村良夫*2さん…

アルファ・ロメオ 100年の栄光と衰退 その4 ファシズムの嵐の中で

1932年末、アルファ・ロメオは大変革を迎える。イタリア政府組織であるI.R.I.(産業復旧公社)がアルファ ロメオを買収し、レースからの撤退を発表した。表向きの理由は、「1932年にアルファ・ロメオの車は無敵であることが証明されたから」ということであっ…

アルファ・ロメオ 100年の栄光と衰退 その3

自動車雑誌では「アルファロメオ100周年」の記事が目白押しだが、厳密には“A.L.F.A”創設100周年なのであり、所謂“ALFA ROMEO”はまだ今年で95年しか経っていないのだ。 うがった見方をすれば、今年はアルファ・ロメオの社運を賭けた新型“GIULIETTA”が…

アルファ・ロメオ 100年の栄光と衰退 その2

我々が訪問したのは、アルファ・ロメオ100周年記念イベントの後だったので、Tipo B や、ディスコヴォランテ等、数台なれど重要なクルマが展示されていなかったのは残念なことだ。