STANGUELLINI STORY その7 “Formula Bambini”


1951年、ヴィットリオから息子フランチェスコ・スタンゲリーニⅡ世に送られた、
“Formula Bambini”と称された、当時のマセラティ4CLTを模したようなクルマ。

一見、ただのペダルカーのように見えるが、さに非ず。


ヴェスパ・スクーターの2ストローク、98㏄エンジンで走るのだ。
3台が造られ、スタンゲリーニ自身とフィアットのアニエッリ家、スイスのGPドライバー“Graffenried”(彼の息子は後のマールボロ・ヨーロッパ副社長)の所有となった。