金子辰也ジオラマ展


静岡ホビーショーの期間に行われた『金子辰也ジオラマ展』。
金子辰也さんと言えば、タミヤや模型雑誌ホビージャパンで知っていた憧れの人です。


会場入口には山下達郎からの鼻が届いておりましたが、なんと驚くべきことに金子辰也さんが幻のバンドであったシュガーベイブの最初で最後のアルバムをデザインしていたのでした。時は1975年、金子さんが21〜22歳頃のことだそうです。



金子さんが中学生の時に作った作品。タミヤのキングタイガー。鉤十字が箱絵にあるのはご愛嬌。映画『バルジ大作戦』に刺激されて作ったそうです。50年近く前の作品が保存されていることに驚きます。車体色のダークイエローは調合して作ったそうです。迷彩は筆をティッシュで拭き取って叩きつけて塗ったとか。



これは金子さんがプロ・デビューする前の作品。NITTOのキットです。下の写真の作品を東京AFVの会に出展してから、当時タミヤの情景写真コンテスト『パチッ』の読者には有名だった伝説の模型集団カンプグルッペジーベンとの交流が始まったそうです。



これがプロ・デビューとなった模型雑誌ホビージャパンに掲載された作品。