GUIDE to The MOTOR INDUSTRY of JAPAN 1961 edition Part 2
初代スカイライン。ボディのプレスが貧弱で、新車時から波打っていたという、まるで80年代のフランス車のような品質であったらしい。エンジンは4気筒 OHV1.5リッターでシンクロの4段ギアボックスであった。リアサスペンションはドディオンアクスル(ただしバネはリーフだった)を奢っていたのがプリンスらしいところ。しかしながら悪路だらけの当時の道路事情ではタクシー業界には不評で、クラウンの敵とは成り得なかった。
写真上から、三菱500、日野コンテッサ、マツダR360クーペ。
1958年に発売された、日本が世界に誇るスバル360。後に発売されたフィアット500と比べても遜色ない。
早すぎたステーションワゴン。ほとんどが商用車として使われたのであろう。