フランス車 に囲まれて。。。

市役所の裏が外人の立ちんぼと特殊浴場街という危険な某市の静かな高級住宅街。


最初は1台だったのが。。。





XMが4台集まるのも珍しい。


オサレなデザイン住宅で、濃いシトロエン好きが昼食を摂りながらマッタリと怪しい話で盛り上がっておりました。T女史の旨い飯とマシンガントークに男どもはタジタジ。




Peugeot 508 SW Griffe
 昨年、日本でも販売された508。今回、初めてワゴンに同乗させてもらいました。
エクステリアは、従来の暑苦しいオカマのホストクラブのような雰囲気の路線から脱却し、往年の地味な印象のプジョーに回帰しつつあるようで好印象。良い意味で目立たずに地味な乗用車という、本来のプジョーの路線です。
 Griffeは上級グレードで何でも装備がついている仕様。驚くことに日本のアッパー・ミドル・クラスが得意な運転席マッサージャーもついていますヽ(´Д`;)ノ ハイビームとロービームの切り替えが自動という信じられないキセノン・ヘッドライトまで装備とは驚きです。天井は後席まで伸びるグラス・ルーフというのも良いですね。リアゲートはボタンを押すと自動で締まりますってトヨタかい(;^ω^)
メーター周りも精巧なクロノグラフのような細かい目盛と細い繊細な針、チリの合った立て付けも好印象。プラスチックの悪夢であった一昔前とは隔世の感があります。
 シートはコーヒー・ブラウンの本革仕様。ちょっと腰周りのフィット感が物足りないかと。個人的にはファブリックの方がよりフランスらしい座り心地と想像します。
 走らせると、とても1.6リッター・ターボとは思えないパワフルな走りでツイスティーな坂を軽快に登っていきます。車重が1.6tであることを考えると156馬力というスペックが十分以上の走りを見せるのに驚かされます。215/55 17インチのタイアでも乗り心地が良く、215/60 16インチであれば、極上の乗り心地が約束されたクルマであるのでしょうね。



大きなエンジン・ルームには1.6リッターの小さなエンジンが鎮座し、整備性の良さそうな雰囲気。醜悪なエンジンカバーがされていないのもイイですね。



エアコンは日本製で、前席はおろか後席まで左右で温度調節が可能。エアコンが冷えにくく壊れるのが当たり前だった20年前のフランス車を考えると浦島太郎の気分です。