1957 MG EX181


 1957年、MGは再びボンネビルでの速度記録に再挑戦。ドライバーは宣伝効果を狙ったのか、無冠の帝王 Stirling Mossに委ねられた。


 エンジンは MGAの DOHC 1489ccエンジンをスーパーチャージャーで過給して290ps/7000rpmを絞り出していた。


操縦席は最前部に置かれていたが、ご覧のとおりクラッシュしたら一発であの世行きの棺桶構造。シート左右のダクトは後部のラジエターへのエアインテーク


 MOSSは見事に CLASS Fの最高速度記録 395.1km/hを樹立した。