ASTON MARTIN DB5 Goldfinger Scalextric

我々の世代だと、007といえばショーン・コネリーであり、そのイコンでもあるアストンマーチンDB5は特別なクルマだった。


年末に注文した007のDB5がようやく届いた。
仕掛けられたギミックが、オジサン少年の心を捉えて離さない逸品。






劇中同様に、助手席に座った敵をシートごと吹き飛ばすギミック内臓。


リアの防弾シールドも作動する。


かつて Scalextric には Goldfinger をテーマにしたセットを販売していた。たった2年間しかカタログに載っていなかったレア物で、オークションでもまず見かけないし、とても高い値がつけられている。
劇中同様にボンドのDB5と敵役のメルセデス190SLがセットされており、イジェクション・シートはもちろんのこと、190SLはDB5にバンパーを追突されるとスプリングが作動してコースから外れるギミックがついていた。


【追記】
“Goldfinger”をDVDで観てみたら、劇中メルセデス190SLは出演していないことが判明。セットは架空の設定でした。
アストンマーチンは映画にDB5を出すことには消極的だったのだが“Goldfinger”が大ヒットすると新車が売れまくったので態度が豹変したそうだ。
“Goldfinger”に搭乗したDB5は世界中のモーターショーを巡業し、アストンマーチンの宣伝に大いに役立ったようだ。