French Blue Meeting 2010 その2

シトロエンも時代の流れで、80年代の個体は絶滅に向かいつつあるようだ。会場で目立っていたのは、プレミアがつく“DS”と“SM”の方が多かったのではないだろうか。


“DS”は所謂“Cats eye”フロントが多数見られたが、今年一番目立っていたのはこの個体。


“1973, Citroen DS 23 Break”
水冷直列4気筒 OHV 2347cc 116ps/5500rpm 最高速160㎞/h以上

右ハンドルなので英国仕様だろうか。淡いグリーンのメタリックはシトロエンに良く似合う。DSのブレークを見たのは初めてだ。



“CX”にも、この色はよく似合う。





これはホイールカバーの形状から“DS”ではなく“ID”だと思われる。ミッションを確認しておれば一目瞭然だったのだが*1……。




シトロエンの知性とマセラティの情熱の理想的な融合“SM”。今年もクラブで数台が参加。後光が出ておりました。眩しい夢のクルマ。




“AMI8”
思わず顔がゆるんでしまうキャラクター。漫画天才バカボンのおまわりさんのような顔つきだった“AMI6”よりもシンプルですっきりとしたフロントマスク。
日本では圧倒的に多いであろう“2CV”と違ってレアな一台だ。



“11CV”
嗚呼、堂々の風格、トラクシン・アヴァン!!

*1:“DS”はセミATでステアリング・コラムに編み棒のようなスティック・レバーが立っている。“ID”はMT。