1952 Louis Rosier LR 4CV


Renault OHV 4cyl 750cc 21hp.

 Louis Rosierは 50年代に活躍したフランス人レーシング・ドライバー。自身が率いるレーシングチームが Talbot Lagoで1950年から開始された F1グランプリに参戦。同年のシーズンで2度優勝し、総合4位となっている。また同じ年に開催されたル・マンに於いては、息子と共に Talbot-Lago T26 GSを操り、見事に優勝している。
 その彼が経営する*1 Clermont-Ferrandの Renaultディーラーは、フランス国内最大級のものであった。
 その彼が フランスを代表する大衆車 Renault 4CVをベースにクーペ・ボディを架装したクルマ。後に彼は少量生産のスポーツカーを世に送り出すことになるのだが、これはあくまでプロトタイプで終わっている。



1950 Le Mans winner Talbot-Lago T26 GS. Louis Rosier(left) and his son Jean-Louis Rosier.

*1:戦前は運送屋を経営していた。