静岡ホビーショーから ミリタリー編

 10歳の頃、タミヤMMシリーズでナチス・ドイツ軍の格好の良さを知りました。日本兵の情けない装備と比べて、圧倒的に素晴らしいものでした。子供の目には、タイガー1型が人気でした。その威圧感は模型からも伝わってきます。リモコンのタイプも作って走らせていました。
 その後、ダイオラマ(当時はジオラマと称していた)を撮影した写真のコンテスト「パチ」が始まって、そのリアルな情景に、貪るように読んだことを覚えています。
 歳を重ねるうちに、情けない英国軍やイタリア軍、そして究極のフランス軍と、興味は尽きません。






 こちらの写真、ドイツ国防軍戦車長として、150両以上の敵戦車を撃破したカリウス中尉のタイガー1です。終戦時の彼の年齢は僅か22歳!!
 若いのに沈着冷静で、歩兵との連携を重視し各車両の連携も怠らなかった、優秀な軍人でした。
 この模型の製作者は、旧東ドイツ地区で薬局を営んでいるカリウス氏にお会いしています。羨ましい限り。もう90歳ですが、お元気だったそうですよ。




 クルスク戦でしょうか? これは48。このサイズでこの迫力には驚きます。


この項つづく。