1957' ALPINE A106 Mille Miles


水冷直列4気筒 OHV 747cc 43ps/6200rpm

家業のルノー・ディーラーの跡継ぎとなったジャン・レデレは、ルノー4CVを改良したレーサーで積極的にレース活動を開始した。ついには、ミッレミリアの750㏄クラスで1〜2位を占める快挙までやってのけた。これらのレース経験をもとに1955年のパリ・サロンで発表されたアルピーヌ初のクルマが A106 Mille Miles である。ルノー4CVをベースに空力的なFRP製ボディを架装し高い運動性能を実現した。市販のルノーをベースに軽量ボディを架装するアルピーヌはこれから始まったのだ。