マセラティのSUV北米で生産決定&ミニ田舎者もといクロスオーバー日本デビュー

デトロイトモーターショー11】マセラティの新型SUVフェラーリエンジン搭載が確定

フィアットクライスラーの両グループを率いるセルジオ・マルキオンネCEO。同CEOから、フェラーリ製エンジンを積む新しいマセラティSUVの市販計画が明かされた。

これは米メディア、『CNN Money』が11日に報じたもの。デトロイトモーターショーでメディアの取材に応じたマルキオンネCEOは、「フェラーリエンジンを載せたマセラティSUVを2012年に発売する」と語ったという。

このSUVは、フィアットクライスラーの両グループの力を総動員して開発。ジープ『グランドチェロキー』の車台を使い、フェラーリのエンジンを積んで、マセラティブランドから発売するというものだ。生産は米国ミシガン州デトロイトで、グランドチェロキーと同一工場で行われる。

これまで、フェラーリのエンジンはランチアのセダン、『テーマ8.32』などに採用されたことはあるが、SUVへの搭載は前例がない。マルキオンネCEO は「新型SUVにはロックンロールなエンジンを載せる」と話しており、同メディアは「フェラーリ製エンジは、V8かV12のいずれか」とレポートしている。

このマセラティSUVについて、同メディアは「ブランドのプレミアム性やクラフトマンシップを考慮すると、価格は10万ドル(約830万円)以上になるだろう」と予想している。

http://response.jp/article/2011/01/13/150345.html

定評あるジープの4WDシステムにフェラーリのエンジン、後はデザインさえ良ければ大ヒット間違いないしかも。中国や中近東の富裕層にも大受けしそうだ。
少なくともVWエンジンのポルシェよりは良いだろうさ(苦笑)。


一方、ミニの新型“クロスオーバー”が日本で発表となった。本国では“カントリーマン”というのだが、日本では商標登録の関係でクロスオーバーになったとのこと。てっきり田舎者という名前がダメになったかと思ったよ(苦笑)。
立体駐車場に入るのが売れるクルマの条件である変な日本の事情に配慮して、欧州仕様よりも車高が低くされている。当然のことながら乗り味や悪路走破性も変わってくるのだろうが、どうせ日本人は何乗っても違いが分からないので問題なしさ。
ちなみに4WDは最上グレードの「クーパーS クロスオーバー」にしか搭載されず価格は336万円と、史上最高額のミニとなる。
もはやミニとは言えないビッグとなったミニだが、定員は4人と云うのだから笑えます。