BERTONE その6 その他イロイロ

今回訪問したのは、正確には“STILE BERTONE”。ベルトーネ・グループのデザイン部門を受け持つ会社。ヌッチオ・ベルトーネが亡くなった後に母と次女の骨肉の争いがあり、娘が率いていた会社。現在は彼女は去り、母親の会社の傘下になったとか。


FERRARI Dino 308 GT4”1973
90°V8 DOHC 2927cc 255ps/7700rpm
日本では一番人気のないフェラーリ。最初で最後のベルトーネ製量産フェラーリだろう。現車見るとなかなか魅力的なコンパクトボディだ。



Lamborghini Bravo
リアのホイールアーチを見るとガンディーニの作品のようだが、後にジウジャーロがデザインしたロータスエスプリはコレのパクリ!?
映画007「私を愛したスパイ」に搭乗した潜水機能をもつエスプリはコレにソックリだなぁ。



CHEVROLET CORVAIR Testudo”1963
大きく湾曲したグラスエリアからなる大胆なハッチは、後のGMコンセプトカーに影響を与えている。“CORVAIR”はアメ車としては珍しいリア・エンジンなので、大型のリアハッチはメンテナンス・ハッチの役目も果たす。



LAMBORGHINI ESPADA 400 GT”1968
コンセプトカー“ Lamborghini Marzal”を具現化したもの。2ドアであるが完全4人乗りのスーパー・スポーツとしてポルシェ・パナメーラの先駆けとなったクルマとも云える。フロント・エンジンのランボルギーニとしては最後のクルマとなった。
左に写っているのが“CORVAIR Testudo”



BERTONE Freeclimber”1989
40代以降の世代であれば、どこかで見たことがあるかと思う。そう、ベースはダイハツ・ロッキーだ。デザインはフロントグリルのみが変更されただけ。エンジンはBMW製2400㏄ディーゼルターボ。ベルトーネの工場で92年まで生産された。



むるきちさんのリクエストでUP。名前も失念スマソ。


ベルトーネはこの辺でオシマイ。他にランチア・ストラスなどもあるけど、いいかげんもういいでしょう(笑)。羽が生えたカウンタックも論外。
それとベルトーネでの写真は右隅のピントがボケているのは、昼食時のオリーブオイルがレンズについたためです(苦笑)。