Goodwood Festival of Speed 2011 LEGENDARY GROUP B CARS Part4



1986 PEUGEOT 205 T16 E2
直列4気筒 DOHC 4Valve TURBO 1775cc 450ps/8000rpm

AUDI QUATTROを過去の遺物として葬り去った、世界初の4WDミドシップ・マシン。デザインは史上初のターボF1 RENAULT RS01を手がけた André de Cortanze。エンジンも RENAULT F1のスタッフが参加した、まさに PEUGEOTの皮を被った RENAULTだったのである。これらスタッフを引き抜いたのは、チーム監督に就任した Jean Todtの手腕だったのだろう。かくして、Juha Kankkunenなど多くのラリードライバーが史上最強のマシンと称するクルマが出来あがったのである。
この E2は新型のシリンダーヘッドを備え、より大径のギャレット製ターボとなっている。ミッションも新型の6速を備え、モノコックだったシャシーのリア・セクションは、より軽量高剛性のスペースフレームに改良されている。

何よりも、醜悪なエアロパーツが少なくクリーンなデザインなのが良いね。