雑談:タイアサイズは純正指定で

板金が出来あがったので、旧目蒲線沿線のサービス工場に引き取り。
ここのフロントにはイタリア車一筋の人がいるので楽しい。

▲最近のクルマは軽量化のために鉄板に炭素を含有させたものを使用するので、板金も工夫がいるらしい。昔のような厚い鉄板だと温めたりして叩いたりした方法も出来ないとか。▲80年代のフェラーリだと、某ドイツ製の塗料を使用していたが、手で持てる小さい缶で30万円もしたとか。▲フェラーリのバンパーが所謂ポン付けが出来ず、加工が必須なのは有名だが、少し前のアルファ・ロメオも同様らしい。日本車だと金型を取りかえるスパンが短いのだが、むこうでは金型を相当長く使用するので、どうしても大きくなってしまうらしい。▲純正指定以上のインチアップはお薦めしない。どうしても重量が大きくなる=バネ下加重の増大=運動性能の低下、乗り心地の悪化にもつながる。これは自分も同感で、タイアのサイズをやたらと大きくするというのは疑問。元フランス車乗りとしては、(日本市場では本国オプションのサイズが純正となる場合が多く)タイアサイズのダウンが一部のフランス車乗りでは常識だったので……。元々自動車メーカーは、指定サイズで足回りを設計しセッティングしているのだから推して知るべし。まあ、こういうユーザーが増えているのも、500が売れている証拠なのだが。