DAF 600 (1959)


空冷水平対向2気筒 OHV 590cc 19ps/4000rpm FR 最高速度90㎞/h

欧州のトラックメーカーとして有名なDAF。その昔、乗用車を作っていたことは、日本ではあまり知られていない。
その珍しい DAF 600 がトヨタ博物館に所蔵されている(現在は非公開)。
第2次大戦後初のオランダ製小型乗用車で、1958年2月のアムステルダムモーターショーにてデビューした。


特徴は無段階変速機の“Variomatic”であり、日本車で多用されているCVTと基本は同じだが、ゴムベルトで駆動しているのが違う。バックも前進と同じスピードを出せた。1975年に業績悪化でボルボに吸収されるまで、DAFの乗用車は、この制作コストのかかるミッションを搭載していた。