1999, FIAT PUNTO Ⅱ

3月の貰い事故で塗ったバンパーの塗装手直しで、代車となった PUNTO Ⅱ 、驚くべきことに 127 以来、実に28年ぶりの自社デザイン。それは悪くないが、使い勝手に問題があった。



ドアミラーの調節スイッチは、何とセンターコンソールの奥深くにある!


パワー・ウィンドーのSWもこんな不便な場所に。


リアのヘッドレストが格納式ではないので、バックミラーの視界はこんなに狭い!
500Cが幌をオープンにした時と変わらない。

この時代のフィアットが低迷していたのも頷ける設計。人間工学という言葉は、フィアットの辞書に無かったようだ。

おまけにスバル製CVTはボーボーと煩く、パワステは街中で重たすぎた。幅のあるCピラーも視界を狭めているのも×。ただ1.2ℓ DOHC 80ps エンジンは活発で、エコノミーモードで充分の動力性能はあるようだ。このエンジンが現行500の1.2になぜ採用されないのかは不明。たぶんCo2排出量との関連があるのだろうが。