第50回 全日本模型ホビーショー クルマ編
今年で50回を迎えた記念すべき模型ショーらしいが、こんなのばっかりだと古くからの兵器マニアとしては困惑してしまう。
それも飛行機模型の老舗ハセガワからの発売ときたものだから、なおさら落胆してしまう。
これも草食系ってことなのだろうか?
こういうものがはびこると、何でも金メッキならOKという下品な文化の方がマシに思えてきてしまうなぁ。
もちろん自分はこんなの趣味じゃないが、少なくとも美少女飛行機(正しい呼称があるのだろうか?)よりも……まぁ、そんな特異なものはどうでもよい、好きにやってくれ。
CMCモデルカーというのは知っていたが、現物を見ると量産モデルにもかかわらず細部の再現が恐ろしく細かくて、思わず数万円する価格も安いと思ってしまった。
“Ferrari Dino 156 F1”
“Ferrari Testa Rosa”
あとはMake upさんの1/43“Ferrari 330P4”
タミヤからは、40年前に発売した1/18チャレンジャーシリーズから“McLaren M8A”
いまの視点で見ると、たいそう大味な出来だねぇ。
個人的に気に入ったのがコレ
“Renault Dauphine”
“CITROEN 2CV”
いずれもフランスの老舗ミニカー・メーカー“NOREV”社製。1/18だがお手頃価格の11,000円也。
さて、肝心のスロットカーだが、ビーバーコーポレーションさんでは展示はなかった。“SCALEXTRIC”の正規輸入販売元なのだからプラモもよいけれど、スロットカーの展示もあった方がよいと思うのだがどうだろう。
タミヤのミニ四駆は相変わらずの人気でガキだらけ。コノヤローと思うが仕方なし。やる気なき輸入元と1/24が主流のサーキット、絶望的な日本の1/32スロットカー、何とかならないのかねぇ。