Fiat 500 and 500C with New TwinAir 85 PS

パリサロンで発表された排気量たった900㏄のフィアット500ツインエア。英AutoCar誌によれば、2気筒エンジンのため心配された振動もバランス・シャフトのおかげで、アイドリング時に若干感じるぐらいで、走り出せばまったく気にならなくなっているようだ。そのスムーズさも1.4と変わらないらしい。ターボは小径でターボラグがほとんどなく、最大トルクは1900rpm(!!)で発生し、1.4よりも25%もトルクが増大しているようだ!
0〜100㎞/h加速が11秒と1.4と変わらない性能を引き出し、なおかつ燃費が10%向上している。また吸気バルブが油圧電子制御なのでタペット調整も長時間不要となりメンテナンス・コストも軽減しているという。

さて注目の価格だが、英国現地価格で12,000ポンドということで1.4ラウンジと変わらない価格になるらしい。
ツイン・クラッチとの組み合わせで日本への早い導入が待たれるところだ。