CLUB ZAGATO GIPPONE 2010 その3 1947, FIAT 500 B Panoramica

ご覧のように会場には小さなザガートがずらり。4半世紀前に、初めて買った CR-X 以来、小さいクルマが好みだ。自分にとってキビキビ走るというのは大切な要素で、ブカブカの大柄なクルマにはあまり触手が動かない。それに小さいモノは愛おしいもの。








“1947, FIAT 500 B Panoramica”
トポリーノの生産再開は1948年であるから、おそらく戦前のシャシーに架装したもの。アルミのボディは空力を重視した流線型で、特異な構成のフロントガラスも空力を重視した結果、3次元曲面ガラスが無い時代の苦肉の策。前衛芸術の域に達した傑作。しかもとても可愛らしい。昭和の世代にはオバQを想像させる。



ミッレミリアにも参戦。

Panoramica は多様な車種に架装されていたようだ。

“1948, MG 1500 Panoramica”


“1948, Alfa Romeo 2500B Panoramica”


“1949, Ferrari 166MM Panoramica”